「1度もクリーイングをしたことがない」 歯周病治療で歯ぐきの炎症を抑えることができた症例
治療前
治療後
| 相談内容 | 「1週間前からずっと痛い。フロスすると痛い血が出る。」とご相談いただきました。 |
|---|---|
| 年齢・性別 | 30代 男性 |
| カウンセリング・診断結果 | ご本人様自体歯科医院に通院するのは6年以上前との事。いままで1度も歯周病の治療・予防を受けたことがないとお話されました。 口腔内を拝見したところ、全体的に歯肉の発赤・歯肉に腫れが強く出ているので 少し触るだけで出血がある 縁上歯石・縁下歯石ともに沈着している状態でした。 現状の口腔内の状態を説明し歯周病の治療が必要であることに同意いただきました。 |
| 行った治療内容 | 歯周病は歯の周りの組織を侵していく病気なので現状の歯周組織の状態を把握するため ・口腔内全体のレントゲン撮影 ・口腔内写真 ・歯周検査 を行いました。 ご自身にしていただく最も重要なことは、ご自宅でのセルフケア歯磨きです。 まず染色液て現在の口腔内のプラーク付着状況を把握していただき ・ハブラシの持ち方 ・ハブラシの当て方 ・磨く順番などしっかり指導をしました。 ハミガキが不十分だといつまでたってもお口の中、歯肉は改善されません。 「どうして歯石が付くのか?」 その過程と歯周病について説明も行いました。 その後、歯垢や歯石を専用の器具で除去する「スケーリング」を行い、歯の表面を磨きました。 歯肉の下に沈着した〝歯肉縁下歯石″ については日を改め浸潤麻酔をしてからSRPを行いました。 |
| 術後の経過・現在の様子 | 現在は歯肉も落ち着き出血もほぼ無くなり安定しています。 ハブラシに加えて歯間ブラシも併用して歯磨きを取り組んでいただけています。 再評価後状態が安定してきたので、メインテナンスは3ヵ月の1度来院で行っています。 |
| 治療期間 | 約1ヵ月半 |
| 総額治療費の目安 | 保険適応内 |
| 治療のリスクについて | ・炎症症状がひどい場合は、歯周病の治療に移行する前に炎症状態の確認を数回行う場合があります。 ・ご自宅での歯磨きで歯と歯ぐきの境目のケアがしっかりできないと、炎症を引かせることができない場合があります。 |
| クリニックより | 日頃の生活習慣の中で、歯磨きのタイミングの見直し、歯ぐきの状態に合わせたハブラシの選択が、歯周病治療・予防にとって必要になります。 長年の喫煙歴は、歯周病の炎症症状に気づきにくい場合があります。 高血圧や糖尿病なども歯周病と関係があると言われています。 歯周病は「痛い」「しみる」などの症状が出にくいため、かかっていることに気づくのが難しい病気であり、日本人が歯を失う代表的な原因のひとつでもあります。 予防のためには、歯科医院での定期的なメインテナンスが大切です。 |
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