25歳からの虫歯予防
大人の虫歯は「発見しにくい」「症状が緩慢」という傾向ががあります。
発生する部位として
詰め物やクラウン(かぶせもの)と歯質の隙間や内部に発生している
歯と歯が接触する部分や歯と歯茎の境目に進行する
といった特徴があります。
上のグラフからわかるように虫歯が原因で歯を失った推移がピンク色で示されています。
25歳を過ぎると急に増えていく傾向があるようです。
ですから今までに虫歯経験が少ない方も25歳に近づいたら定期管理とメインテナンスケアーのために歯科医院を受診することをお勧めします。
30歳からの歯周病予防
歯周病は歯を支えている歯肉と歯槽骨が破壊される慢性の病気です。
中高年の方の歯を失う最大の原因がこの歯周病です。
30歳代の80%のかたがこの歯周病に罹患しているという報告があります。
実際には多くの方は軽度のものですから、しっかり治療に向き合えば進行を抑えることができます。
このような理由から30歳から歯周病の予防を心掛けることは口腔内の健康管理として重要な意味があります。