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歯周病を放置しておくとどうなってしまうのか、詳しく教えてほしいです|武蔵中原で予防歯科や審美歯科なら中林デンタルケアークリニック

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歯周病を放置しておくとどうなってしまうのか、詳しく教えてほしいです [2017年08月01日]

歯周病は、歯を支える歯周組織の病気です。放置しておくと、歯を支える骨が溶かされて、支えきれなくなった歯は抜け落ちてしまいます。
歯周病は、歯を失う可能性のある怖い病気なのです。歯周病を放置した場合に、どういう経過を辿っていくのかを、詳しく解説していきたいと思います。

1. 歯周病とは

歯周病は、虫歯と並ぶ歯の二大疾患です。歯周病、もしくは歯周病予備軍である人は、成人の約8割だと言われています。
罹患する人が多い国民病だと言えます。そして、歯を失う原因の第1位になります。

歯周病は、歯周病菌による感染症です。歯周病菌がお口の中に感染し、歯磨きが出来ていないなどの理由により、
歯周病菌が付着したままになると、歯周病菌が繁殖し、毒素を出して、歯周組織を破壊していきます。
最初は、歯ぐきの腫れ・出血・赤みなどの症状から始まり、進行すると次第に歯を支える骨(歯槽骨)を破壊していきます。
歯槽骨のほとんどが溶かされてしまうと、最終的に歯は抜け落ちてしまいます。
しかし、歯周病にかかったからと言って、すぐに歯が抜け落ちてしまうわけではありません。
徐々にゆっくりと進行していくので、歯周病の進行に早めに気がつき、進行を予防するように適切な対処をする事で、歯を守る事ができます。

2. 歯周病の進行

歯周病は初期の段階では、痛み等の自覚書状がほとんどありません。
それゆえに、自分が歯周病である事に気がつかないまま、放置してしまう事があります。
初期の段階のわずかな歯ぐきの変化に早めに気がつく事が大切です。歯周病の進行と症状についてまとめると次のようになります。

(1) 歯肉炎/h4>

炎症が歯ぐきに限局している状態です。歯ぐきの腫れ・出血・赤みがあります。
歯ブラシをした時に、ブラシに血がついてくる事や、吐き出した水に血液が混じっている事があります。
適切な歯磨きを続ける事で、歯ぐきの炎症は治まり、元の健康な歯ぐきに戻ります。

(2) 歯周病初期

歯ぐきの炎症に加えて、歯を支える骨(歯槽骨)にまで炎症が進み、歯槽骨が吸収され始めている(溶け出している)状態です。
歯槽骨が溶けて、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットが出現し、ポケット内で歯周病菌が繁殖するようになります。
この時点でもまだ痛みはほとんどありません。歯肉炎と同様、歯ぐきの腫れ・出血・赤みなどがあります。

歯槽骨が一旦溶けてしまうと、再び元の状態には戻りません
。しかし、歯周病初期の段階であれば、適切な歯磨きと治療で、歯ぐきの炎症を抑え、歯槽骨の吸収を食い止める事ができます。

(3) 歯周病中程度

炎症が更に進み、歯槽骨の半分程度が溶かされた状態です。
歯周ポケットは更に深くなり、多くの歯周病菌が繁殖するようになります。口臭も強くなり始めます。
歯ぐきの腫れ・出血・赤みなどの症状の他、痛みも少し現れ始め、噛んだ時に痛む場合などがあります。痛みの症状が出にくい人も居ます。

(4) 歯周病重度

炎症が更に進み、歯槽骨のほとんどが溶かされてしまった状態です。
歯周ポケットは更に深く、口臭も更に強くなります。歯ぐきの腫れ・出血・赤みは進行し、大きく腫れたり、膿が出るようになります。
歯は支えきれなくなり、グラグラと動くようになります。歯に触れると痛みが出る場合もあります。
この状態になると、残念ながら歯を残せない事も多いです。

3. 歯周病は静かに進行していく

歯周病の進行と症状をみていくと、痛みが出るのは、歯周病が中程度から重度にまで進行してからとなります。
それまでは、歯ぐきの腫れ・出血・赤み等はあるものの、痛みなど目立った症状は無いため、気がつきにくいという特徴があります。
歯周病は、気がつかない間に静かに進行していくのが怖い所です。
放置してしまうと、歯を残せない程進行してしまい、歯を失う事になりかねません。
歯肉炎や歯周病初期の段階で、治療をし、進行の予防をする事が大切です。

4. 歯を失ってしまうと

残念ながら、歯周病で歯を失ってしまった場合、失った部分の歯を補う治療を行います。
抜けたままにしておくと、食事や会話などに支障が出ますし、残っている他の歯へも悪影響があります。
歯を補う治療はブリッジか入れ歯になります。ブリッジは失ってしまった歯の両隣の歯を支えとして、橋渡しをするように大きな被せ物をする治療です。
両隣の歯が、健康な状態で残っている事が条件です。
歯周病がある場合には、隣の歯も歯周病の影響を受けている可能性があり、ブリッジは適用できない場合もあります。
入れ歯は、取り外し式になっており、残っている歯がある場合には、その歯を支えとして、留め具を引っ掛けて固定します。
どうしても噛む力や味覚が低下してしまうので、自分の歯と同じように食事をする事は難しくなってしまいます。
見た目に抵抗がある人も多いようです。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。歯周病は放置してしまうと、歯を失う可能性がある病気です。 歯を失ってしまうと、自分の歯と同じように使うのは難しくなります。歯周病は、放置をせず早めに治療をし、進行の予防をする事が大切です。 歯周病は、自覚症状が少ないまま進行していくので、自分が歯周病である事に気がつがず放置してしまう事も多いです。 歯ぐきの少しの変化に気がつき、早めに受診をする事、定期検診を受けて歯ぐきの異常を早めに発見する事が大切です!

恋人とのキスで歯周病は感染する? [2017年07月01日]

結論からいうと、感染します。歯周病は、歯周病菌による感染症です。歯周病菌は、唾液を介して、他の人の口の中に感染しますので、“恋人とのキスで歯周病は感染する”可能性が高くなります。

1. 歯周病はどのように人から人へ感染するのか

歯周病菌は唾液の中に多く含まれており、唾液を介して人から人に感染します。キスなどのスキンシップは、唾液を交える行為なので、唾液を介して歯周病菌はすぐに感染するといえるでしょう。

また、キスだけでなく、唾液を交える可能性のある行為は、歯周病菌が感染する危険があります。例えば、一緒のスプーンを使ったり、一緒のストローでジュースを飲む行為も、感染する可能性があります。恋人だけでなく、家族など一緒に過ごす事が多い人同士では、感染の可能性があるという事です。

2. 歯周病とは

そもそも歯周病とは、どのような病気なのか、少し説明したいと思います。歯周病は、歯周病は、国民の8割が罹患しているといわれる国民病です。そして、歯を失う可能性のある怖い病気でもあります。歯周病は次のように進行していきます。

(1) 歯肉炎

炎症が歯ぐきに限局している状態です。歯ぐきの腫れや赤み、歯ぐきからの少量の出血などが現れます。痛みはほとんどありません。この時点で気がつき、適切な対処をすれば、歯ぐきは元通りになります。

(2) 歯周病初期

炎症が歯を支える顎の骨(歯槽骨)にまで波及し始めた段階です。歯と歯ぐきの間に歯周ポケットが作られ始めます。歯ぐきの腫れや赤み、歯ぐきからの出血がみられます。痛みはありませんが、歯周病菌の出す毒素によって歯槽骨は徐々に溶かされていきます。

(3) 歯周病中程度

炎症が進み、歯槽骨の半分程度が溶かされてしまった状態です。歯ぐきの腫れや赤み、歯ぐきからの出血がみられます。歯周ポケットは深くなり、ポケット内に歯周病菌が繁殖し、口臭が強くなってきます。 硬い物を咬む時に、痛みが出る事がありますが、この時点でもまだ、痛みを感じていない場合もあります。

(4) 歯周病重度

炎症がさらに進み、歯槽骨の大部分が溶かされてしまった状態です。口臭は強うなり、歯ぐきの腫れや赤みは大きくなり、歯ぐきからは、出血だけでなく、膿が出始めてきます。歯を手で押すと、グラグラと大きく揺れます。ここまでくると、残念ながら歯を残せない事も多く、自然に抜け落ちてしまう事もあります。

3. 歯周病は自覚症状が少ない病気

歯周病は8割もの人が罹患しているのにも関わらず、自分が歯周病だと自覚している人は、わずかしかいません。つまり、自分では歯周病だと気がつかずにいる人が多いという事です。

歯周病は、初期の段階では、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。歯が痛む場合や、グラグラと動く場合には、すでに歯周病は重度にまで進行している可能性が高くなります。そうなると、残念ながら歯を残せない事もあります。

自分で歯周病の自覚が無い場合、知らない間に、大切なパートナーにまで歯周病を感染させている事になります。 日頃から歯周病予防をする事、また大きな自覚症状が出る前に、わずかな歯ぐきの変化に気がつき進行を予防する事が大切です。

4. パートナーと一緒に歯周病予防

歯周病菌の感染を予防し、歯周病予防をするためには、パートナーと一緒に歯周病予防をするのがおすすめです。 どちらかが一生懸命に予防をしていても、一緒にいるパートナーのお口の状態が悪ければ、いくらケアをしていても再び歯周病菌が感染してしまう可能性があります。 また、どちらか片方が、歯周病だとわかった場合には、2人とも受診をするようにしましょう。歯周病は自覚症状が少ない病気なので、歯ぐきに痛みや違和感が無くても、すでに歯周病に罹患している可能性があります。

5. 虫歯は感染するの?

虫歯は、歯周病と並ぶ、お口の中の二大疾患で、どちらも罹患する人も多い病気です。虫歯も歯周病と同じように、歯を失う可能性のある怖い病気です。 虫歯の原因はまず一に「虫歯菌」の存在、そして食生活や歯の質等が関係しています。「虫歯菌」も唾液中に含まれているので、歯周病菌と同じように、唾液を介して人から人へ感染します。子どもへの虫歯感染にも注意が必要です。 歯周病菌の感染予防と、虫歯菌の感染予防は、どちらも唾液による感染になるので、一緒に感染予防をする事ができます。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。歯周病は、歯周病菌による感染症です。唾液を介して歯周病菌は感染する可能性があります。特にキスなどの唾液を交える行為は、感染しやすいので注意が必要です。

歯周病の感染を恐れて、必要以上にコミュニケーションやスキンシップを避ける必要はありません。

  • 周りに歯周病菌を感染させないように、自ら歯周病予防を行う事
  • どちらかが歯周病の場合には2人で歯科受診をする
  • 2人で定期検診を受ける
この3つが大切です。自分だけで無く、パートナーと一緒に2人の歯を守っていくようにしましょう!

歯周病は母子感染する? [2017年06月01日]

母子感染という言葉を聞いた事がありますか?母子感染とは、母親のお口の中の細菌が、子どものお口の中に感染してしまう事を指します。ただ“母子”といっても、母親だけに限った事ではありません。子どもと接する機会の多い家族などから感染する事もあります。母親が最も接する機会が多いため、そのような名前が付けられているのです。 では、歯周病は母子感染するのでしょうか?

1. 歯周病は母子感染する?

歯周病は母子感染します。正確にいうと、歯周病菌は感染によって、子どもの口の中に感染します。歯周病菌は唾液を介して、周囲の人に感染し、歯周病を引き起こす可能性があります。母親だけで無く、子どもと接する機会の多い、父親、祖父母からも同じように歯周病菌が感染する可能性があります。

2. 歯周病菌が感染する経路について

歯周病菌は唾液を介して感染するので、次のような場合には、感染する可能性があります。

・ 食器の共有
・ 食べ物の口移し
・ キスなどのスキンシップ

一昔前までは、離乳食で、大人が噛み砕いたものを与えていた事もあるようですが、現在では、そのような事は避けるように、行政の子どもの健康診断や小児科からも指導があると思います。祖父母も一緒に同居している場合などは、認識の違いがあるかもしれません。赤ちゃんが生まれたら、細菌が感染する可能性のある行為をできるだけ避けるように、今一度家族で確認をしてみましょう。

3. 子どもに歯周病菌が感染した場合

“歯周病”と聞くと、大人の病気だと思う方も多いでしょう。実際、歯周病は大人になってから発症する事が多い病気で、子どものうちに発症する事は少ないと言えます。 しかし、子どもに歯周病菌が感染して良いわけではありません。子どもに歯周病菌が感染すると、次のようなリスクが高まります。

(1) 若年性歯周炎
別名「侵襲性歯周炎(しんしゅうせいししゅうえん)」とも言われます。若年性歯周炎は、10代〜20代の若いうちに発症し、急速に進行するという特徴があります。小学生で発症する場合もあります。歯周病菌の感染に加えて、免疫抵抗力の低さや遺伝的要素も関係してきます。若年性歯周炎になると、早くに歯を失う恐れがあります。

(2) 歯肉炎から歯周病へ
歯周病はすぐに痛みなどの症状は出ません。しかし、大人になってから進行する歯周病も始まりは、子ども時代かもしれません。歯周病菌に多く感染すると、将来、歯周病を発症するリスクが高まります。

子どものうちは、歯ぐきの腫れや、歯磨きの時に少し出血するなど、歯肉炎の症状が見られる程度だと思いますが、そのような状態がずっと続く事により、数十年かけてゆっくり進行した歯周病は、大人になった頃、歯を支える骨が溶け、歯を失ってしまう程、悪化してしまう事もあります。 歯を一生守るためには、子どもの歯肉炎のうちから、予防をする事が大切です。

4. 子どもに歯周病菌を感染させないためにできる事

子どもに歯周病菌を感染させないためには、母親だけで無く、お子さんと接する機会の多い周囲の大人が皆、感染させないように注意する必要があります。歯周病菌の感染経路を断つ事も大切ですが、あまり過剰に神経質になり、子どもとのコミュニケーションを極端に避ける必要はありません。「食べ物の口移し」などは避けていただきたいですが、あまり神経質にならずに、まずは、自分のお口の中を“歯周病菌が少ない環境”にする事が大切です。 次のような事を心がけ、子どもの歯と自分の歯を守っていきましょう。

(1) 定期検診を受ける
定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。歯周病は、自覚症状の少ない病気です。痛みなどの症状が表れる頃には、歯周病はかなり進行してしまっている状態だと言えます。
初期の歯周病は、自分では発見しにくいので、定期検診を受けるようにしましょう。

(2) 歯周病の治療をする
歯周病があった場合には、歯周病の治療を開始し、治療をしていきましょう。歯周病に罹患しているという事は、歯周病菌が大量に繁殖した状態だという事です。自分の歯を守るためには勿論、周りの大切な人を歯周病にしないためにも、早めに治療をするようにしましょう。

(3) 毎日の丁寧な清掃習慣
毎日の丁寧な歯磨きで、歯に付着した歯周病菌の塊をきれいに除去していきましょう。磨き残しが無いように、丁寧に端から順番に磨く事が大切です。また、歯と歯の間部分は、歯ブラシだけでは、汚れを落としきる事ができません。歯間ブラシやデンタルフロスといった補助用具を使うようにしましょう。

5. 虫歯菌の母子感染にも注意!

一般的に、虫歯菌は母子感染をする事で有名です。歯周病菌の母子感染を聞いた事の無い人でも、虫歯菌の母子感染は聞いた事があるかもしれません。 お口の中の二大疾患は、“虫歯”と“歯周病”です。いずれも、歯を失ってしまう可能性のある病気で、罹患する事が多いのが特徴です。歯周病菌と同様に、虫歯菌の母子感染にも注意が必要です。
虫歯菌の感染経路も、やはり唾液です。歯周病菌の感染予防と同じ対策で予防できます。

虫歯菌が幼いうちに多く感染してしまうと、数多くの常在菌がいる中で、虫歯菌の割合が多くなり、虫歯になりやすい体質になってしまいます。お口の中の細菌のバランスが整ってくる2〜3歳頃まで、特に注意が必要になります。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。歯周病は母子感染します。
歯周病菌が子どもに感染するのを防ぐためには、歯周病菌の感染経路である唾液の接触を避ける事も大切ですが、周囲の大人のお口の中を“歯周病菌が少ない環境”にする事も大切です。
歯周病は、歯を失う可能性のある病気です。子どもに多くの歯周病菌が感染すると、若いうちから歯周病になってしまうリスクが高まります。
特に、直接唾液が口に接触するような、歯周病菌の感染経路をできるだけ断つ事、それから、周囲の大人は、「定期検診を受ける事」「歯周病の治療をする事」「毎日の丁寧な清掃習慣」を心がけ、子どものお口と自分のお口を守っていきましょう!

歯周病はどんな症状が出たら注意? [2017年05月01日]

歯周病は、進行すると歯を失う恐れのある病気です。しかし、ある日突然重度の症状が出るわけではありません。歯周病から歯を守るためには、少しでも症状に気がついたら、早めに受診し対処をする事が大切です。 今回は、歯周病とは一体どのような病気か、どのような症状が現れるのかを詳しく解説していきたいと思います。

1. 歯周病とは

歯周病とは、成人の約8割が罹患している、もしくはその予備軍だといわれる罹患率の高い病気です。そして、進行すると歯を失う恐れのある病気です。 歯周病菌が感染し繁殖すると、毒素を出し、歯ぐきや歯槽骨(歯を支える骨)を破壊していきます。はじめは歯ぐきの腫れや少量の出血などがみられる程度ですが、進行すると歯槽骨が大きく溶かされて、支えきれなくなった歯は抜け落ちてしまいます。

2. 歯周病はサイレントディシーズ

歯周病は、サイレントディシーズ“静かなる病気”だといわれます。サイレンとディシーズといわれる所以は、「歯周病は痛みなどの自覚症状が出にくい」という特徴からです。痛みが出るようになる頃には、歯周病が重度にまで進行している可能性が高く、場合によっては、歯を残す事が難しい場合もあります。 歯を失うような事にならないためには、歯や歯ぐきに少しの異常や違和感を感じたら、早めに受診をする事が大切です。自覚症状が出にくい歯周病ですが、よく注意するようにすれば、歯周病初期のわずかな異常に早めに気がつき、早めに治療を開始する事ができます。

3. 歯周病の進行と症状

歯周病は、徐々に進行していく病気です。突然痛みが出るほど重度の歯周病になるわけではありませんので、進行が初期の段階に気がつく事が大切です。歯周病の進行とその症状について、詳しく解説したいと思います。

(1) 歯肉炎

炎症が歯ぐきに限局している状態です。歯ぐきの腫れや歯ぐきからの出血がみられます。まだ歯槽骨は溶けていないので、この時点で注意すれば、歯ぐきの炎症を抑え、歯周病が進行するのを防ぐ事ができます。 歯磨きをした後、歯ブラシの毛に血が滲んでいる場合や、口をゆすいで吐き出した水に血が混じっている場合には、歯ぐきのどこかに出血がある可能性があります。鏡で歯ぐきをみた時に、歯ぐきの縁が赤くぷっくりと腫れている場合にも注意が必要です。

(2) 軽度歯周病初期

炎症が少し大きくなり、歯槽骨が影響を受け始めた状態です。歯肉炎と同様に、歯ぐきの腫れや歯ぐきからの出血がみられます。まだ痛みはありません。歯がしみる症状がみられる事もあります。 歯と歯ぐきの境目に“歯周ポケット”が出来始めるため、歯周病菌が歯周ポケット内で繁殖しやすくなります。繁殖した細菌によって、口臭も出始めてきます。歯石も付着しやすくなっているので、歯科医院でポケット内の細菌の除去、歯石の除去を行い、歯周病の進行を予防する事が必要でしょう。

(3) 中等度歯周病

さらに炎症が進み、歯槽骨が半分程度溶かされた状態です。歯ぐきの腫れや出血は引き続きみられます。歯がしみる事や、指で押すと多少歯がぐらつく事があります。硬いものを噛んだ時に、歯が痛むような感じや、歯が浮いたような違和感を感じる事があります。しかし、ここまで進行しても、まだ痛みがでていない事も多いのが実際です。

(4) 重度歯周病

炎症が大きく進み、歯槽骨のほとんどが溶かされてしまった状態です。歯ぐきの腫れや出血がみられ、膿がでてきます。歯がグラグラと動くようになり、噛んだ時に強い痛みを感じるようになります。歯周組織の腐敗臭や、歯周病菌から発せられる臭い、膿の臭いが混じって、強い口臭になります。 ここまでくると歯を残せない事も多くなります。

4. 歯周病を発見するために注意するべき症状のポイント

歯周病の症状を軽度のものから挙げていきたいと思います。少しでもこれらの症状に当てはあるものを感じたら、早めに受診をする事が大切です。注意していないと見逃してしまう症状もあります。毎日の歯磨きの時に、鏡を見るなどして、チェックをする習慣をつけると良いでしょう。

<歯周病の症状>

  • 歯ぐきが赤く腫れる
  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯石が付く
  • 歯ぐきが下がってきた
  • 口臭がする
  • 歯ぐきから膿が出る
  • 歯ぐきが腫れて痛くなる
  • 噛むと痛みがある
  • 歯がグラグラと揺れる

5. 歯周病は予防が大切

歯周病は、痛みなどの自覚症状が出る頃には、既に歯周病は重度にまで進行している可能性が高くなります。どんな症状でも気がついたら早めに受診をする事と、症状が出る前に、日頃から歯周病予防を行う事が大切です。 歯周病予防には2つのポイントがあります。「定期検診・クリーニング」と「毎日の丁寧な清掃習慣」です。毎日の習慣によって、歯周病にかかりにくい口腔内の環境を作る事ができます。自分では除去しきれない汚れは定期的に歯科医院でクリーニングを行うようにしましょう。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。歯周病は、痛みなどの自覚症状が少ない病気です。しかし、歯周病に罹患する人はとても多く、歯を失う原因ともなります。何らかしらの歯周病の症状に気がついたら、早めに受診をするようにしましょう!

虫歯だらけで歯医者さんに怒られる気がして中々いけないのですが [2017年04月01日]

虫歯を放置してしまっている方の心理のひとつに「こんな虫歯の状態で歯医者にいったら、怒られるのではないか」というものがあると思います。確かに、虫歯を放置しているのは、良くありませんので、叱られる事はあるかもしれません。しかし、そんな理由で虫歯を放置するのは、とても危険です。虫歯は放置すると深刻な事態になる事もあるのです。

1. 虫歯は自然には治らない

虫歯は自然に治る事はありません。ごく初期の穴が空く前の状態であれば、進行せずに済む事もありますが、穴が開いてしまったら、治療をしない限り進行していきます。虫歯は、早めに治療をすればそれだけ、治療期間も短くて済みますし、治療費用も安く抑えられますから、早く治療を始めるほどメリットがたくさんあります。治療が遅くなれば、歯を失う可能性も出てきますし、そうでなくても歯の寿命を縮めてしまう事になります。

2. 虫歯の進行と治療方法について

虫歯の治療は、基本的には、虫歯になってしまった部分を削り取り、人工物で補う治療になります。ただし、虫歯が進行して歯の神経にまで到達してしまったり、歯のほとんどを失うほど虫歯により歯質が侵されてしまっている場合には、その限りではありません。

(1)C1 歯のエナメル質の部分が侵され、歯に小さな穴が開いている
ほとんど痛みは感じなく、まれに冷たいものがしみる状態です。虫歯の部分を削って、詰め物をします。虫歯の発見が早ければ、虫歯の部分を削って、穴が空いた箇所に白い樹脂を詰める治療をします。この治療であれば、その日のうちに治療が終わります。少し虫歯が大きくなっている場合には、詰め物を作製するための型取りをし、次回来院時に装着します。
痛みがほとんどないこの時点で治療をすれば、簡単な治療で済みます。

(2)C2 虫歯がエナメル質の下の象牙質にまで進行し、冷たいものがしみ、痛む事がある
神経に近い象牙質にまで虫歯が進行しているので、治療をする際には、麻酔をして治療を行います。虫歯の部分を削り取り、型取りをして、次回来院時に詰め物をします。

(3)C3 虫歯が神経にまで達し、ズキズキと痛む
虫歯が神経にまで達している場合には、神経を取る治療を行います。虫歯の部分を削り取った後、神経の治療ができるように、歯の根の入り口まで削って穴を広げます。神経を取り除き、神経のあった管の中を消毒します。歯の根の消毒には数回の来院が必要です。中がきれいになったら、最終的な薬を詰め、歯の土台を装着させ、最終的に被せ物を装着します。土台や被せ物は型取りが必要ですので、治療回数は歯の根の治療も合わせると、最低でも5回になります。神経にまで虫歯が到達してしまうと、精神的にも肉体的にも金銭的にも負担になるといえます。

(4)C4 虫歯が進行して歯の根だけが残されている
この状態になると、歯を残せない可能性も出てきます。歯が残っている量が多ければ、歯の根の治療を何度か行い、根の先や根の中の感染を取り除く事ができれば、保存する事が可能な場合もあります。残されている歯が少ない場合には、抜歯になります。抜歯後は、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」などの治療を行い、歯の機能を取り戻す必要があります。

3. 虫歯の痛みが消えても安心してはいけない

虫歯のズキズキとした痛みが消えると、安心してしまう人がいます。しかし、虫歯の痛みが治まったからといって、虫歯が治ったわけではありません。一度強く痛んだ後、痛みが消えたという事は、虫歯により歯の神経が完全に死んでしまった状態だといえます。

神経が死んでしまった後も、虫歯は進行し続けます。歯の根の先に膿が溜まるようになり、しばらくすると以前よりも更に強い痛みや大きな腫れが起きる可能性があります。

4. 虫歯を放置し続けると危険!

虫歯の痛みが無くなった後も放置し続けると、危険な状態になる場合もあります。まれなケースではありますが、虫歯の細菌が、歯ぐきや顎の骨から、毛細血管を辿って血液中に入り込み、全身に感染が広がってしまう事もあり、命に関わる事もあるのです。

・ 上顎洞炎
上顎洞とは、顔の骨の中にある空洞のひとつで、上の奥歯の上方あたりに位置しています。上の奥歯の根の先ととても近い場所に位置しているので、歯の根の先に溜まった膿が、上顎洞に流れて溜まり、炎症を起こしてしまう事があります。大きく顔が腫れてしまったり、顔面全体に痛みが出る場合があります。

・ 骨髄炎
炎症が、歯の根の先から広がり、顎の骨にまで波及した状態です。強い痛みや発熱、寒気、嘔吐など辛い症状が現れます。治療には、入院が必要になる場合もあります。

・ 心筋梗塞、脳梗塞
細菌が、血液中に入り込み、全身に広がると、心筋高速や脳梗塞を起こす恐れがあります。通常はここまでの状態にはなりにくいですが、極端に抵抗力が落ちている場合や、高齢の方は注意が必要です。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。虫歯は、放置すればするほど、症状は重くなり、治療にも負担がかかります。放置し続けると、場合によっては危険な状態になる事もあります。「怒られるのではないか」そのような理由で、放置するのは、とても無謀です。できるだけ早めに受診をする事は、とても重要なのです。 受診をすると、虫歯を放置した事で、叱られる事はあるかもしれませんが、一生使うお口を健康にするために“注意をしてくれているのだ”と考えるようにすると良いですね。

歯医者さんは予約無しでいってもいいのでしょうか。予約をしない場合どのようなデメリットがありますか [2017年03月01日]

「歯が痛いから予約をしていないけど受診したい」「予約をするのが面倒だ」そのような場合、予約無しでいっても良いのでしょうか。
今回は、今すぐ歯医者さんに行きたい場合どのようにしたら良いか。なぜ予約が必要なのかを詳しく解説したいと思います。

1. 歯医者さんはなぜ予約が必要なのか

歯科医院は基本的に予約制になります。なぜ予約制が多いのか。それには理由があります。

(1)治療時間をしっかり確保する必要がある

歯科医院では、虫歯治療・歯周病治療・審美歯科治療・矯正治療・定期検診・クリーニング・インプラント治療など様々な治療が行われます。治療内容によって治療にかかる時間が異なり、治療をするためには、必要な時間を十分に確保する必要があります。

治療には歯科医師がかかりきりになる事も多く、付くスタッフや診療台も確保しなくてはなりません。スムーズに治療を進めていくためには、予約制である必要があるのです。

(2)歯科治療は計画的に進めるものが多い>

歯科治療は、治療を行う前に、予め治療方法や効果、メリットとデメリットを患者さんに説明の上、一緒に話し合い治療内容を決めていくインフォームドコンセントを取り入れています。計画的に治療を進めていくので、予約制の方が、効率が良いといえます。

治療内容によっては、次回の予約までの間に歯科医師や歯科技工士が、治療に必要な物を作製する場合があります。被せ物や詰め物、マウスピースなどが挙げられます。予約制を取り入れているので、予め計画をもって必要な歯科部品を作製する事ができます。

(3)治療の準備や片付けに時間を要する

2.予約をしない場合のデメリット

(1)予約の患者さんが優先になるので待つ事になる

予約の患者さんが居る場合、予約の患者さんが優先になります。予約の患者さんが決まった時間にきちんと治療が受けられるように、予約無しの方は、空いた時間に治療を行います。

よって、待ち時間が長くなってしまう事はやむを得ません。なかなか治療の順番がまわってこない場合もありますし、治療中も、途中で歯科医師やスタッフが予約の患者さんのために抜ける事もあります。

(2)治療は応急処置になる

予約無しの場合は、予約の患者さんの合間に処置を行うので、十分に治療時間を確保でする事が難しく、基本的に応急処置になる事が多いです。

3. 急な痛みで辛い場合はどうすればいいの?

予約制とはいっても、急な痛みで辛い場合には、急患として受診する事ができます。痛みで辛い時には、できる限り対処するので安心して大丈夫です。ただし、予約の方は優先なので、時間が空くまで待ちましょう。

突然、飛び込みで受診するよりは、「痛みが辛いから今日受診したい」旨を一度電話で連絡した方が確実です。当日キャンセルなどで空いている時間があれば、入れてもらう事が可能ですし、歯科医院でも予め急患を受け入れる準備ができます。

4. 予約のマナー

(1)遅刻をしないように早めに来院

十分に治療時間を確保できるように、決められた時間予約をしています。遅刻しないようになるべく早めに来院するようにし、やむを得ず遅刻をする時には電話連絡をするようにしましょう。

(2)予約の変更は早めに

やむを得ない事情で予約の変更をする場合には、できるだけ早めに連絡をするようにしてください。予約が入っていると、その日に合わせて次回の治療の準備を進める事がありますし、他に希望する方が居た場合に予約ができなくなってしまいます。

(3)無断キャンセルは絶対にしない

最低限のマナーとして、無断キャンセルは絶対に止めましょう。歯科医院では、予約の患者さんのために時間を確保し、治療の準備をして待っています。やむを得ない事情で行けない場合には、必ず連絡をするのがマナーです。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。
歯医者で予約が必要な理由、予約をしない場合のデメリット、予約のマナーについてまとめたいと思います。

歯医者で予約が必要な3つの理由
(1) 治療時間をしっかり確保する必要がある
(2) 歯科治療は計画的に進めるものが多い
(3) 治療の準備や片付けに時間を要する

予約をしない場合の2つのデメリット
(1) 予約の患者さんが優先になるので待つ事がある
(2) 治療は応急処置になる

予約のマナー
(1) 遅刻をしないように早めに来院
(2) 予約の変更は早めに
(3) 無断キャンセルは絶対にしない

歯急に痛みがひどくなった場合など、緊急の場合には、予約無しでも受診可能ですが、基本的には予約制になりますので、予め電話をするようにしましょう。予約の患者さんの合間に診る形になるので、待つ事が多いのはやむを得ません。歯科医院が予約制であるのは、歯科医院にも患者さんにとっても、その方都合が良いからです。予約のマナーを守り、歯科受診をするようにしましょう。

歯が動いたような、浮いたような感じがします。原因としてどのようなものが考えられますか [2017年02月01日]

歯が動いたような、浮いたような違和感。そんな感覚がある場合には、歯を支える歯周組織に問題を起こしている可能性があります。痛みを感じていないと、ついつい楽観視してしまいがちですが、場合によっては、重い歯周病にかかっている可能性もあるので注意が必要です。

1. 歯根膜のダメージによるもの

歯根膜とは、歯と顎の骨の間にある薄い歯周組織です。歯は、顎の骨に直接くっついているわけでは無く、この歯根膜を介してつながれています。歯根膜は、クッションの役割をしており、噛む時に、歯に伝わる力を吸収・分散し、歯は骨にかかる力を和らげます。また、噛んだ時の感覚や刺激を、脳に伝達する役割もあります。

歯根膜が、何らかの原因でダメージを受けると、歯根膜に血行障害が起こり、歯が浮いたような症状が現れます。このような症状を“歯根膜炎”といいます。

2. 歯根膜がダメージを受ける原因と治療法

(1)歯周病
まず1に考えられるのは、歯周病によるものです。“歯が動く”“歯が浮いたように感じる”というのは歯周病にみられる自覚症状のひとつです。

歯周病は、歯周病菌による感染症です。歯周病菌は毒素を出し、歯の周囲の組織を破壊します。歯周病は、進行が初期の段階では、歯ぐきの腫れや出血が見られる程度ですが、中程度にまで進行すると、歯周組織の炎症が進み“歯が浮いたように感じる”事があります。さらに、重度にまで進行すると、歯を支える顎の骨(歯槽骨)が溶かされて、歯がグラグラと動くようになります。歯根膜も炎症を起こしている状態です。場合によっては痛みも出る事があります。

<治療法>
歯科医院で、歯周病治療を行う必要があります。歯石の除去・歯周ポケット内の細菌の除去を低的に行い、自宅でも正しく毎日のケアを続ける必要があります。

(2)食いしばりや歯ぎしり
歯に過度な力が持続的に加わる事によって、歯根膜にダメージを与えてしまい、歯が浮いたように感じます。歯が多少動くようになる事もあります。

<治療法>
自分で意識して、食いしばりをしないようにしましょう。そして、自覚が無い事が多い“歯ぎしり”は、自分で減らす事は難しいので、歯への負担が軽減されるように、歯科医院で“マウスピース”を作製し、就寝時に装着するようにしましょう。 悪い噛み合わせが“食いしばり”や“歯ぎしり”に影響を与えている事があります。噛み合わせに違和感を感じている場合には、歯科医院で噛み合わせの調整をする事で、“食いしばり”や“歯ぎしり”が減少する事があります。

(3)神経の治療後

虫歯が進行し、歯の神経にまで達していると、神経を取る治療を行います。神経の治療の際、歯の根の先から歯根膜に刺激が伝わる為、歯が浮いたような感じになる事があります。 一過性のものですので、通常は2〜3日で治まります。歯がゆらゆらと動くような事はありません。もし症状が長引く事や、歯が動く事があるようであれば、別の原因も考えられるので、診てもらい原因を突き止める必要があります。

(4)歯の根の先に膿が溜まっている
虫歯が神経にまで達してもなお放置していると、神経は死んでしまい、歯の根の先にまで感染が広がります。歯根膜の炎症に加えて、根の先に膿が溜まり圧力が高まる事によって、膿の袋が歯を押し上げようとする力が働き、歯が浮いたような感じがします。
また、何らかしらの原因で、歯の根の治療が終わった後でも、内部に感染源が残っているなどすると、根の先に膿が溜まってしまう事があります。

<治療法>
歯の根の治療を行い、根の先の膿を排出させ、歯の内部を消毒し、ふたたび閉じます。場合によっては、歯ぐき側から切開をして、膿を排出させる治療を行う事があります。

(5)歯の使い過ぎ
硬い食べ物や、噛みごたえのある食べ物を食べ続けた場合、歯に過度な力が加わり続けた事で、歯根膜がダメージを受ける事があります。ダメージを受けると、ダメージを回復しようとして、歯根膜に血液やリンパ液が集まるため、歯が浮いたような感じになります。

なるべくその歯を使わないようにし、安静にしておけば、徐々に落ち着いてきます。歯が動いたり、浮いたような感じがなかなか治らない場合には、他に原因がある可能性があるので、注意が必要です。

(6)疲労・ストレス
疲れている時、ストレスが溜まっている時、風邪などで免疫力が低下している時は、歯が浮いたような感じがする事があります。ストレスや疲れ・風邪によって、血液やリンパ液の流れが悪くなるためだと考えられます。女性の場合、出産前後や月経前後・更年期など、ホルモンバランスが崩れやすい時期にも、違和感が現れやすいです。 疲労やストレスだけで無く、他に歯周病などの原因がある場合、疲労やストレスによって、症状が強く現れている事があります。

ストレスを解消し、ゆっくり過ごすように心掛けましょう。歯ぐきを指でマッサージし、血行を良くする方法も効果的です。

3. 違和感を放置するとどうなるのか

歯が動いたような、浮いたような違和感は、放置せず、放置せず早めに受診をする事が大切です。原因が、「食いしばり歯ぎしり」「歯の使い過ぎ」「疲労・ストレス」の場合には、安静にする事で、いつの間にか自然と症状が治まる事があります。また、「神経の治療後」一時的に症状が現れているだけであれば、放置しても良いでしょう。しかし、次のような感染性の場合には、悪化する可能性が高いので注意が必要です。

(1)歯周病
歯根膜炎を起こしているという事は、ある程度進行した歯周病である事が考えられます。一刻も早く歯周病の治療が必要です。歯周病を放置すると、歯周組織の炎症が進み、歯を支える骨(歯槽骨)の大部分が溶かされ、歯を支えきれなくなり、歯は抜け落ちてしまいます。一度失った歯は、再び元の状態には戻りません。

(2)歯の根の先に膿が溜まっている
痛みが無い事も多く、歯が動いたような、浮いたような感じも、風邪など免疫力が低下している時に出やすい症状なので、身体の調子が戻ると、違和感を感じなくなる事があります。だからといって放置してしまうと、感染が顎の骨に広がり、激しい痛みとなり、大きな手術が必要なほどになってしまう事があります。抜歯をせざるを得ない事もあります。

4. 早めに対処する事が大切!

歯が動いたような、浮いたような違和感は、場合によっては放置して悪化する事もある症状です。自分では、放置して治るものなのか、悪化するものなのかの判断はできません。違和感がある場合には、早めに受診し、原因を突き止めて、適切な対処をする事が大切です。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。歯が動いたような、浮いたような違和感は、多くは歯根膜のダメージによるものだという事がわかりましたでしょうか。 歯根膜がダメージを受ける原因は主に6つあります。

  1. 歯周病
  2. 食いしばり歯ぎしり
  3. 神経の治療後
  4. 歯の根の先に膿が溜まっている
  5. 歯の使い過ぎ
  6. 疲労・ストレス

原因によっては、安静にして様子をみていれば、自然と改善するものもありますが、「歯周病」「歯の根の先に膿が溜まっている」場合には、放置すると、悪化し、取り返しがつかない場合もあります。

自分では、原因の判断は難しいものです。違和感を感じた場合には、できるだけ早めに受診をする事が大切です。

痛くもないのに、歯医者さんで「虫歯がある」と言われました。治療の必要はあるのですか? [2017年01月10日]

川崎市武蔵中原の歯医者さん中林デンタルケアークリニックです。今回は、歯が痛くないのにも関わらず歯医者さんで「虫歯がある」と言われた場合、治療をするべきかどうか、についてお送りいたします。

歯医者さんで「虫歯がある」と言われた場合でも、痛みが無いと、「本当に治療が必要なのか」と疑問に思う事もあるかもしれません。そんな時に治療が必要であるかを考えていきたいと思います。

1. 痛みが無くても治療が必要な場合がある

痛みが無くても「虫歯がある」と言われた場合は、治療をする必要があります。虫歯は、初期の段階では、痛みがありません。しかし、虫歯は一度歯に穴が開いてしまうと、自然に治る事はありません。必ず治療が必要になります。治療の開始が遅れれば、それだけ治療も大掛かりなものになり、歯を削る量も増え、治療費もかさみます。
できるだけ早期に虫歯を発見し、早期に治療を進める事が、歯を長く健康に保つためにとても重要なのです。

痛みが無い歯について、虫歯の必要があると言われた場合、不安があれば、遠慮せず質問をしましょう。虫歯の箇所を鏡などでチェックさせてもらえる場合があります。虫歯の場所によっては、目視できないような箇所もありますので、歯科医師の説明を聞き、歯の状態を知っておくと良いですね。

2. 虫歯の進行と痛みの症状

痛みが無いと、自分の歯は大丈夫だと思ってしまいがちです。虫歯は、進行状態によって、痛みの程度が異なります。虫歯の進行程度とその症状について知っておきましょう。

(1)CO(シーオー)
初期虫歯と言われる状態です。表面のエナメル質が溶け始める状態で、歯質が白濁する事や、少し茶色っぽく見える事があります。痛みはありません。まだ“虫歯の穴は空いていない”状態です。穴が空いていないので、まだ治療をする必要はありません。適切な歯磨きや、フッ素塗布を行う事で、唾液の再石灰化作用により、溶け始めた歯質が石灰化し修復される事があります。

(2)C1
初期段階の虫歯です。歯の一番表層のエナメル質が溶け始めます。歯の表面に穴が空き、黒っぽい色をしています。痛みはほとんどありませんが、冷たいものを飲んだ時にしみる事があります。この段階で気がつき、治療をする事ができるのが良いといえます。

(3)C2
虫歯が、エナメル質の下の層の象牙質にまで進行した状態です。冷たいものがしみる事や、温かいものを食べた時に痛む事があります。象牙質は、エナメル質と比べて軟らかく、虫歯の進行も早いので、虫歯がもっと深く進行する前に、できるだけ早く治療をする必要があります。

(4)C3
虫歯が、象牙質の下の神経にまで進行した状態です。何もしなくてもズキズキとした痛みがあり、耐えられない程辛い痛みになる事があります。痛みが強いので、ここまで来ると、ほとんどの方が歯科受診をする事と思いますが、この状態になると神経を取る治療をしなくてはなりません。こうなる前に、治療を進めるのが望ましいです。

(5)C4
残根と言われる状態で、歯の大部分が虫歯により溶かされて、歯の神経は死んでしまい、痛みは無くなります。ほぼ歯の根っこだけになってしまった状態で、場合によっては、歯を残せない事もあります。痛みが無くなったからといってこのまま放置すると、歯の根の先に膿が溜まり、更に強い痛みの症状が出る事があります。

3. 虫歯は、早期発見・早期治療が大切!

虫歯は、できるだけ早期の状態に発見し、早期に治療を開始する事が大切です。虫歯の早期発見・早期治療はメリットがたくさんあります。

(1)歯の負担が少ない
虫歯の部分の歯を少し削り、歯科用レジンを詰める治療で完了する事が多く、その日のうちに治療が完了する事もあります。また、発見した虫歯がまだCO(シーオー)の状態であれば、削らずに定期観察をする事も可能です。

(2)治療費が少ない
歯科用レジンを詰める治療であれば、1回の保険診療で1500円〜3000円程度で済みます。虫歯が大きくなり、人工の詰め物をする治療になると、保険診療の銀歯でも4000円以上かかりますし、白い詰め物をする場合には、3万円以上〜になります。

4. 自覚症状が無いお口の中の病気に注意!

自覚症状が無いのは、初期の虫歯だけではありません。お口の中の病気で代表的な歯周病も、自覚症状の少ない病気です。
歯周病にいたっては、進行し重度の歯周病になるまで、自分で気がつかない事もあります。
お口の中の病気に早めに気がつき対処をする為には、定期検診が重要です。定期検診に行っただけのはずが、「虫歯がある」と言われると、ショックを受ける事もあるかもしれませんが、早めに気がつく事ができたのは、定期検診を受けたからなのです。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。痛みが無いのに、歯医者さんで「虫歯がある」と言われると、不安を感じる事があるかもしれませんが、痛みが出る前に、早めに治療を開始する事で、歯の負担や金銭的な負担も少なく済むのです。
虫歯は穴が空いてしまうと、自然に元に戻る事はありません。虫歯の箇所を歯科医師と一緒に確認し、早めに虫歯治療をするようにしましょう。

歯医者さんに初めて行く場合、どのような手順を踏めばいいのでしょうか [2016年12月08日]

初めて歯医者に行く時は、誰しも少なからず不安があるのではないでしょうか。
「歯医者さんはどのように選んだら良いのか?」「予約はどのようにしたら良いのか?」「どんな治療をするのだろうか。痛いのだろうか?」「治療費は?治療期間は?」など、様々な不安があると思います。

そこで、初めての歯医者さんに、少しでも安心して受診できるように、受診までの手順や、注意するべきポイントについて解説したいと思います。

1. 歯医者選び

まずは、通院する歯医者さんを選びます。
初めての場合には、どのような歯医者さんか不安が多いと思いますので、いくつかポイントをあげてききたいと思います。

(1)“通える歯医者さん”である事
歯科治療は、1回で終わる事は少ないので、数回通院する事になります。また治療を終えてからも、できれば“かかりつけ歯科医”として、定期検診・予防歯科などのメンテナンスが重要です。“距離”“受付時間”“診療日”などを考慮して、“通える歯医者さん”を選ぶようにしましょう。

(2)ネットの口コミはほどほどに
家族や友人から通っている歯医者を紹介してもらえれば安心かもしれませんが、周りに紹介してもらえる人が居ない場合には、インターネットなどの口コミをみて選ぶ方法があります。
インターネット上には、歯医者の情報がたくさん載っています。歯医者さんも患者様も人間対人間なので、相性があると思います。「口コミで良い評価が多い=自分に合った歯医者さん」では無いと思いますので、口コミ情報も参考にするのは良いですが、鵜呑みにしすぎないようにしましょう。

(3)審美歯科や矯正歯科は慎重に選ぶ
審美歯科や矯正歯科、またインプラント治療を希望する場合には、信頼できる歯医者さんを選ぶようにしましょう。高い技術を必要とする治療ですし、失敗のリスクもあります。選ぶ事が難しい場合には、実際に治療を開始する前に、“お口の中のチェックと治療の相談”として通院するのが良いでしょう。相談の場合でも、必ず通院予約をし、「口の中のチェックと相談のみ行いたい」旨を伝えましょう。この時点で無理に治療を進めようとする歯医者さんは、あまりオススメできません。

2. 予約方法

歯医者は基本的に予約制です。患者様ひとりひとりに対し、きちんと診療チェアと時間を確保する必要があるからです。予約無しでは治療を受けられない所もあります。

きちんと治療をしてもらうためには、予約を取り、きちんと時間を確保した方が、歯医者にとっても患者様にとっても安心で確実です。 まずは、歯医者に電話をし、「初診で予約をとりたい」旨をスタッフに伝えましょう。そして希望ビや希望時間などをスタッフと調整して予約を取ります。

どうしても強い痛みがある場合には、電話でその旨を伝えるようにしましょう。通常の予約可能日の前に、急患として応急処置が可能な場合があります。

3. 歯医者を受診するためのルール

安心・確実・スムーズに治療を進めるために、次のルールを守るようにしましょう。

(1)無断キャンセルをしない
無断キャンセルは絶対にしないようにしてください。歯医者では、予約の患者様ひとりひとりのために、時間と診療チェアを確保して、あらかじめ診療の準備をしています。やむを得ない事情でキャンセルする場合には、できるだけ早めに必ず電話連絡をするようにしましょう。

(2)口紅をつけたまま来院しない
口紅やグロスなどをつけていると、診療の邪魔になります。治療器具や診療グローブに付着して治療しにくくなる場合や、血液と間違えてしまう場合があります。また、歯科治療を行う時は、唇の色も健康状態・全身状態のバロメーターとして常に観察しています。口紅やグロスは取ってから受診するようにしましょう。

(3)歯が不衛生なまま来院しない
受診する前には、マナーとして歯磨きを行いましょう。治療をする際に、食べカスやプラークがたくさん付着していると、治療前に汚れを取り除かなくてはなりません。それに「歯を大切にしてない」と思われてしまいます。受診前にきちんと歯磨きをしておけば、“磨き残し”を発見する事もできます。

(4)治療中に動かない
治療中に動くと、口の中や唇を傷つけてしまう事があります。歯科治療は鋭利な器具を使う事が多いので、とても危険です。痛みがある時、くしゃみや咳がでそうな時は、手をあげるなどして知らせてください。恐怖心が強く、動いてしまいそうな時も遠慮せず、スタッフに伝えてください。

4. 歯医者に行ったらはじめにする事

受付で、名前と予約時間を伝え、保険証を出します。保険証を持っていない場合も診療は可能ですが、10割負担になります。退職・転職したばかりで、保険証がまだ手元に無い場合には、後日返金される事があります。予約の時点であらかじめ確認しておきましょう。詰め物や被せ物が取れてしまっている場合には、持参し手渡すようにしましょう。

受付を済ませたら問診票を記入します。安心して治療が進められるように必要な手順です。医院によっては、記入項目が多い事がありますが、安心して希望する治療を受ける事ができるようきちんと記入しましょう。予約の時点で伝えられる事が多いですが、少し早めに来院しておく方が良いでしょう。

5. 治療について(治療方法・治療費・治療期間)

治療方法・治療費・治療期間は、お口の中の状態によって異なります。お口の中を診査した後、説明があります。この時に不明な点はきちんと確認をしておきましょう。

治療の痛みがあるかどうか、不安に感じる方が多いですが、麻酔もきちんと行いますし、昔と比べて治療方法も進化していますので、多くの場合ほとんど痛みはありません。気になる場合は、治療方法の説明を受ける際に、遠慮せず聞くようにしてください。“伝えるのが苦手”な方は、あらかじめ問診票を記入する時に“痛みに弱い”旨を記載しておくのも良いと思います。

6. 次回の予約

初診の治療後、会計と同時に次に予約を取る事ができます。希望日や希望時間を考慮して決定します。治療後の経過をみる事も大切なので、いくら希望しても連日のように立て続けに予約を取る事はできません。基本的には1週間に1回〜が通院ペースになります。

7. まとめ

いかがでしたでしょうか。初めての歯医者さんは不安がつきものだと思いますので、これまで説明した次の手順を頭に入れておきましょう。

(1)歯医者選び
口コミはほどほどに通える歯医者さんをえらびましょう

(2)予約
電話で初診の旨を伝えて予約をしましょう

(3)4つの受診ルール
・ 無断キャンセルはNG
・ 受診前に歯磨き
・ 口紅やグロスは取る
・ 治療中は動かない

(4)受付
受付で保険証を提出後、問診票を記入します。取れてしまった詰め物・被せ物は持参し、渡しましょう。

(5)治療方法・治療費・治療期間
お口の状態によって、治療方法は異なります。お口の中の診査後、説明をしっかり聞き、不明点は質問をしましょう。

(6)次回の予約を取る。
初診の治療後に、受付で次回の予約を取ります。
これらの手順を頭に入れておき、少しでもリラックスして歯医者さんに通えると良いですね。

歯周病は自覚症状がないと言いますが、初期の段階で気付くことは不可能なのですか? [2016年11月01日]

歯周病は自覚症状の少ない病気です。だからといって、初期の段階で症状が無いわけではありません。
よく注意すれば、初期の段階で気付く事ができます。
毎日の歯みがきの時などに、鏡の前でチェックをするのがオススメです。

1. 歯周病初期の症状とセルフチェックポイント

.

歯周病の初期は、痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
歯ぐきの腫れや、歯ぐきからの出血が見られます。
歯を支える歯槽骨の吸収もまだあまり見られません。
この段階で気付く事ができれば、歯周病の進行の予防がしやすくなります。
歯槽骨の大部分が残っているので、予後も良いでしょう。

セルフチェックのポイントをいくつか紹介したいと思います。

(1)歯みがきをした後、歯ブラシに血が付く

歯みがきをした後、歯ブラシに血が付いている場合や、口をゆすいだ水を吐き出すと血が混じっている場合には、歯ぐきから出血があります。
炎症を起こしている歯ぐきは、何もしない状態では出血はわかりにくいのですが、歯ブラシなどで刺激があると出血しやすいため、症状に気付きやすくなります。

(2)歯ぐきが赤く腫れている

歯周病が初期の段階から見られる症状です。鏡を見てチェックする事ができます。
特に、歯と歯の間の部分の歯ぐきが、腫れているかどうか判別しやすいです。
ひきしまったピンク色の三角形をしているのが健康な歯ぐきです。
炎症が起きている歯ぐきは、赤くプヨプヨとしていて、丸くなっています。

(3)口臭がある

歯周病が進行すると、口臭が強くなります。
歯周病菌が増殖し、歯周病菌そのものが臭いを発するのと、歯周組織の腐敗臭や膿の臭いが混ざり合って、強い口臭になります。
初期の段階では、歯周組織の破壊はあまり見られないため、程度はまだ軽いですが、口臭が発生するようになります。

(4)口の中がネバネバとする

歯周病菌が増殖すると見られる症状です。
歯周病が進行してくると、口の中のネバネバが強くなりますが、初期の段階でも感じる場合があります。

(5)歯ぐきがムズムズとする

歯ぐきに炎症があると、歯ぐきがムズ痒いような感じがする事があります。
また、歯が浮いたように感じる事があります。
風邪をひいている時や、疲れやストレスが溜まっている時、寝不足の時など、免疫力が低下している時に、起こりやすい症状です。歯周病が初期の段階から起こる事あります。

2. 歯周病が進行してくると見られる様々な症状

歯周病が進行してくると、自覚症状が増えてきます。
歯周病が中程度まで進行すると、硬いものを食べた時に痛む事があります。
そして、歯周病が重度にまで進行すると、歯がグラグラと動く事や、歯ぐきから膿が出る事があります。
このように、痛みなどの異常が出る頃には、歯周病が中程度から重度にまで進行しています。
その前の初期の段階で気付く事が大切なのです。

3. 喫煙者は注意!

喫煙者は、歯周病の症状が歯ぐきに現れにくいという特徴があります。
喫煙していると、タバコの成分の影響で、歯ぐきの毛細血管が収縮し、歯ぐきが厚く硬くなります。
そのため、歯周病が進行しても、歯ぐきの出血があまり見られず、歯ぐきの腫れも分かりにくくなります。

喫煙は、歯周病のリスク要因のひとつです。
喫煙していると、歯周病を発症しやすく、進行しやすく、そして治りにくくなります。
また、改善したとしても再発しやすいのも特徴です。
「喫煙している限り歯周病は治らない」とも言われています。
歯周病から歯を守るために、喫煙している人は、喫煙習慣を見直してみましょう。

4. 定期検診を受けましょう

歯周病に初期の段階で気がつき、歯周病を予防するために一番良いのは定期的に検診を受けていただく事です。
いくら注意深くセルフチェックをしても、お口の中の構造は複雑なので、見えにくい奥の歯や、歯と歯の間など、自分ではチェックが難しい箇所があります。

歯科医院での定期検診では、主に歯と歯ぐきの間の歯周ポケットの深さを調べる検査や、歯ぐきから出血している部位は無いか、検査を行います。
必要であれば、レントゲン撮影を行い、歯を支えている骨(歯槽骨)の状態のチェックを行います。
問題が無い方でも半年に1度は定期検診を受ける事をオススメします。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。 歯周病は、よく注意すれば、初期の段階で気付く事ができる病気です。
初期の段階では、痛みなどの自覚症状はありませんが、自分でチェックできるポイントがあります。
チェックポイントは次のとおりです。

  1. 歯みがきをした後、歯ブラシに血が付く
  2. 歯ぐきが赤く腫れている
  3. 口臭がある
  4. 口の中がネバネバとする
  5. 歯ぐきがムズムズとする

毎日の歯みがきの時などに、チェックをする事を習慣にすると良いですね。
自己チェックに加えて、歯科医院で定期検診を受ける事も大切です。半年に1回程度を目安に、定期検診を受けるようにしましょう。

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