「親知らずがズキズキ痛い。歯ぐきが腫れている。」親知らずの炎症の経過と歯周病治療により歯ぐきが 改善された症例
治療前

治療後

相談内容 | 「1週間前から。左上親知らずがズキズキ痛い」とご相談がありました |
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年齢・性別 | 40代 男性 |
カウンセリング・診断結果 | 歯科を受診するのはのは、15年ぶりで痛い所も含めてお口全体の検診と着色も気になっているとの事でした。 拝見したところ、左上の親知らずの周りの歯ぐきが炎症を起こし腫れて痛みが出ていました。 お口全体としては歯と歯の間や境目にプラーク・歯石があり、細菌による歯茎の出血・腫れがみられました。 |
行った治療内容 | まず痛みの出ている親知らずの腫れを抑えるために消毒・咬合調整・投薬を行い、炎症や腫れが治まってから、抜歯をした方がいいとDr.から患者様に説明がありました。 親知らずの経過を診ながら歯周病治療が必要である事を説明し、患者様に同意いただきました。 親知らずの状況、歯周組織を診査する為 ・レントゲンの撮影 ・口腔内写真撮影 ・歯周組織検査 (歯周ポケットの深さ,歯肉退縮量,歯の動揺度,根分岐部病変、出血の有無など) を行いました。 歯周病の予防にはご自身で行っていただくセルフケアが大事になりますので、染色をしたのち磨き残しのチェック、歯磨き指導をしました。 親知らずが腫れる原因はプラークによる炎症が多い為歯ぐきの際までしっかり磨けるようにハブラシもご提案しました。 その後にスケーリングを行いました。 歯ぐきの様子を見るために1週間ほどあけて歯ぐきの状態を検査・確認しました。 歯ぐきの下に沈着した“歯肉縁下歯石”については浸潤麻酔をしてからSRPを行いました。 |
治療期間 | 約1ヵ月半 |
総額治療費の目安 | 保険適応内 |
治療のリスクについて | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |
クリニックより | 治療後は適切なセルフケアをしていただくことで虫歯の再発を予防でき、健康な歯ぐきの維持にもつながります。 歯周病は「痛い」「しみる」などの症状が出にくいため、かかっていることに気づくのが難しい病気であり、日本人が歯を失う代表的な原因のひとつでもあります。 予防のためには、歯科医院での定期的なメインテナンスが大切です。 |
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