20代男性 軽度の「歯周病」による歯ぐきの炎症を、歯の表面に付着した「縁上歯石」の除去とセルフケアで改善させた症例

   

治療前

治療前

治療後

治療後
相談内容「右下の歯が欠けた」とご来院された方で、元は虫歯の治療を希望されていました。
カウンセリング・診断結果口腔内を拝見したところ、虫歯によって歯が欠ける「歯質欠損(ししつけっそん)」が生じていました。
また、細菌の塊である「歯垢」や、歯垢が硬くなった「歯石」が付着していることで全体の歯ぐきに炎症の所見があり、軽度の「歯周病」になっていました。
行った治療内容歯質欠損が生じている歯は虫歯治療が必要であることをお伝えすると同時に、全体に歯垢、歯石が付着していることにより歯ぐきに腫れ及び炎症が起きており、放置することによって歯周病が進行してしまうリスクをお話しして、口腔内環境改善のためのクリーニングをご提案させていただきました。

クリーニングでは、まず歯と歯ぐきに付着していた歯垢、歯石の除去を行いました。
また治療の予後を良くするために、1日の歯磨きの回数、使用している歯ブラシ等を確認した上で、患者様に合った歯ブラシ、磨き方、ブラッシングの回数のお話をしてセルフケアを頑張っていただきました。
治療回数の目安2回
費用保険範囲内
術後の経過と現在の
様子
クリーニングを行って1週間程しかたっていませんが、セルフケアを頑張っていただいたので歯ぐきの急性炎症が幾分改善しました。

ただ、歯ぐきの内側に付着している「縁下歯石(えんかしせき)」の影響で歯ぐきの炎症はまだ残っているので、除去のため歯周病の治療へと移行し、現在は「歯周基本治療(ししゅうきほんちりょう)」を行っております。
治療のリスクについて・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります。
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です。
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります。
クリニックより歯周病の治療として定期的に歯科医院での歯垢や歯石除去を行うと同時に一番大切なのが、お家での歯磨き(セルフケア)になります。
日頃の歯磨きの習慣は、口腔内を知らず知らず歯周病が進行しやすい環境にしていたり、反対に改善させて健康な歯ぐきへと戻るきっかけになったりなど、進行や抑制に大きく関わってきます。


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