専用の歯磨き粉を使用し、ホームケア改善により着色の予防ができた症例
治療前
治療後
| 相談内容 | 「お口の検診を受けたい。クリーニング後３か月経つと着色が目立ってくる。」とご相談いただきました。 |
|---|---|
| 年齢・性別 | 30代 男性 |
| カウンセリング・診断結果 | お口の中を拝見すると上下全体の歯と歯ぐきの境目（特に裏側）にプラークが付着し歯肉炎を起こしている状態でした。 また左上7.8の間には歯ぐきの内部に縁下歯石が沈着していました。 「タバコは吸わない。常飲しているのは烏龍茶です。」とのお話を伺い、飲食由来の着色が前歯と上下裏側を中心に歯全体に付着していました。 |
| 行った治療内容 | （治療の提案） まず、口腔内の環境改善のためお口全体のクリーニングを提案しました。 （治療内容） クリーニングでは、まず歯と歯ぐきに付着していた歯垢、歯石の除去を行いました。 また1日の歯磨きの回数、使用している歯ブラシ等を確認した上で、患者様に合った歯ブラシ、磨き方、ブラッシングの回数のお話をしてセルフケアを行っていただきました。 着色については保険の範囲内の「歯面研磨」にて着色は取れました。 歯面研磨では限界がある落としきれない着色については、当医院は“パウダーを用いた”着色除去もお選びいただけます。球体状の細かい粒子で構成されているパウダーが歯面上を転がるように動くため、歯面を傷つけることなくせまい歯の溝や隙間に付いた着色まで落とすことが可能です。 ３か月毎に着色が目立つとゆうことで歯の表面にできた目に見えない細かい傷がプラークや着色を付着させる原因なので、歯にミネラルを補給し、傷ついた歯の表面を修復する歯磨き粉を勧めさせていただきセルフケア時の使用と定期的なクリーニングで綺麗に保つように指導しました。 |
| 術後の経過・現在の様子 | 提案させていただいた歯磨き粉を使い続けていただいてからは歯の表面が修復され，艶感のある歯面になり着色の付着はほとんどみられなくなりました。 今後も当医院でのクリーニングを定期的に受診して現状を維持していきたいとおしゃられています。 |
| 治療期間 | 1ヵ月以上 |
| 総額治療費の目安 | 保険範囲内 他セルフケア用品代 |
| 治療のリスクについて | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |
| クリニックより | 治療が終わっても、患者様ご自身でのセルフケアはとても大切です。 正しいハミガキができていない場合、歯石の沈着や虫歯ができる可能性が高まります。 定期的に歯科医院での検診を行うと、虫歯や歯周病の予防につながります。 ぜひお気軽にご相談ください。 |
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