厄介者の親知らず(DH日蔭)
こんにちは。衛生士の日蔭です。
今日は「親知らず」の話をしたいと思います。
と、言っても自分の過去の治療の話になります。
親知らずが生えるヶ所は皆さん統一で、4ヶ所あります。
生える生えないは遺伝も関係してきますので、みんながみんな生える訳ではありません。
皆さんも、もし気になるようでしたら、先生や衛生士に聞いてみて下さい。
私は4本中3本生えてきました。
歯の成長速度はバラバラで、左下・右下・左上の順で顔を出してきました。
そうなんです。親知らずは成長のピークがハッキリしていないのです。
生え途中の歯はケアが大変ですので、虫歯になりやすい場所になってしまいます。
リスクを背負って残しておく理由はないかと思い、抜歯を決意しました。
抜歯する時期もバラバラでしたね。
1番最初に抜いたのは学生の時で、顔がパンパンに腫れてしまいました。
この日は両親がとても優しかったのが記憶に残っています。
「何か食べたいのあるか?」この日の夕飯はすこしゴージャスでしたね。
思い出すと、両親の気配りに心が温まります。
2番目は左上を抜きました。これは社会人1年目の昼休みです。
昼食も食べずに麻酔をして抜いてもらいました。
この日は診療が終わるまでお腹が究極にすいていた?いや、麻酔が効いてるのに弁当を食べたから、変にほっぺたを噛んで抜歯の痛みよりそっちが痛かった‥記憶があります。
3番目は一昨年です。先生と月9の話をしながら麻酔をバンバンうってもらった記憶があります。
「先生、私そのドラマ知りません。」そんな会話をしたような…。
抜歯していただいた先生方もバラバラでしたね。
どこまでもバラバラが好きな親知らずでした。
親知らずのケアの大変さを身を持って実感しました。
「抜くとき痛い・抜いてるとき辛い・抜いた後腫れる」本当に厄介者でした…。
ですがこの辛さ?を体験できたことには感謝しますね。
リアルに患者さんへお話できますもの。最後の1本を抜歯した時の嬉しさは忘れられません!
大袈裟かもしれませんが、開放感のような達成感と似た感情がありましたね。
写真は私の左上の親知らずです。親知らずの形も人それぞれなんですよ?
綺麗に抜けた親知らずは左上だけですが、携わってきた人達と、思い出は残りました。
ありがとう、3本の厄介者さんたち。
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