20代男性 沈着していた歯石をクリーニングで除去した症例

   

治療前

治療前下の前歯の裏側の様子です。 治療前クリーニング前の下の歯の様子です。

治療後

治療後クリーニング後の下の前歯の様子です。 治療後クリーニング後の下の歯の様子です。
相談内容 「定期検診をしてほしい。悪いところがあれば早めに治して、親知らずも必要があれば抜いて欲しい」とご相談がありました。
カウンセリング・診断結果 最後に歯科医院を受診したのは子どもの頃だそうで、10年ほど歯科検診を受けていなかった患者様です。

口腔内を拝見したところ、歯と歯ぐきの境目より上にある歯石「歯肉縁上歯石」と、歯と歯ぐきの境目の溝「歯周ポケット」に隠れている歯石「歯肉縁下歯石」の沈着が認められました。

歯石は歯の表面に付着した細菌の塊「プラーク」が硬く石灰化したもので、プラークや歯石の付着が原因で、歯ぐきに炎症や腫れが引き起こされる病気「歯周病」も生じていました。

そのため、虫歯や親知らずの治療を進める前に、まずはプラークや歯石を除去する治療「歯周病治療」が必要であると診断しています。
行った治療内容 歯周病治療が必要なことを説明し、お口の中全体のクリーニングを提案したところ、患者様に同意いただきました。

最初に、歯を支えている骨や歯ぐきなどの「歯周組織」の状態を確認するために、お口全体のレントゲン撮影と、歯周ポケットの深さを検査する「歯周基本検査」を行いました。

次に、プラークの付着状況がわかる染色液を歯の表面に塗って、歯ブラシでは磨き残しやすい部位を患者様と確認し、歯磨きやセルフケアの正しいやり方をお伝えしています。

その後、付着していた歯石を専用の機械や器具を使用した「スケーリング」でしっかりと除去しました。
歯の表面がザラザラしているとプラークが再び付着しやすいため、スケーリング後には回転するブラシで歯の表面をきれいに磨いて滑らかにしています。
治療期間 約3ヶ月
費用 保険適応内
治療のリスクについて ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります
・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です
・正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります


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