50代男性「歯ぐきから膿が出る。歯周病の進行をとめたい」 自費のメインテナンスで排膿がある箇所の炎症をひかせ、進行を抑えられている症例
治療前
治療後
| 相談内容 | 「歯周病で膿が出る歯がある。これから歯周病の進行をできるだけ抑えたいし、保険範囲外で良いケアがあるなら受けてみたい」とご相談いただきました。 |
|---|---|
| カウンセリング・診断結果 | 健康な歯ぐきと、歯ぐきに炎症が起こる「歯周病」の進行が心配な箇所が混合している状態でした。 ハブラシが届きにくい深い歯ぐきの溝「歯周ポケット」内では細菌による炎症を繰り返し、膿がにじんで出ていたり、治りを妨げているようでした。 |
| 行った治療内容 |
まず定期検診に移行する前に保険内で歯周病治療を受けていただきました。 通常の定期検診で使用する器具では補えない部分があるため、自費のケア「SPT （サポーティブペリオドンタルセラピー）」を定期的に受けていただきたいことをご説明しました。 SPTは、歯周病治療後、回復が遅い場所の病状を安定させるためのケアで、専用の機器を使用して行います。 歯の根にダメージを与えず、深い歯周ポケットもよくケアができるメインテナンスなので、そちらを定期的に受けていただくことをおすすめしました。 |
| 治療期間 | 3年 |
| 治療回数の目安 | 2～3ヶ月に1回 |
| 費用 | 1回5,000円 |
| 術後の経過と現在の 様子 |
専用の機器でポケット内洗浄を繰り返すことで、歯ぐきも引き締まり膿が出ることもなくなりました。 「やってもらうと膿が出るからか、臭いもなくなってスッキリするね！」と術後の変化にも気づいていただけています。 現在も定期的にお越しいただいています。 |
| 治療のリスクについて | ・病状、症状、患者様のお口の環境によって、複数回にわたる施術が必要となる場合があります ・治療が終わった後も、十分なセルフケアが必要です ・正しいブラッシングやメインテナンスを行わない場合、歯石の付着や虫歯が生じる可能性があります |
| クリニックより |
SPTはすべての方にできるケアではありません。歯周病治療を受けた方にできるアフターケアになります。 硬くなった汚れ「歯石」を取る歯周病治療ではありません。継続して受けていただくことで、口腔内に変化が出ます。 歯石が大量について歯周病治療をされた方は、歯石を取る機械で痛い思いをされている方が多いです。 苦手意識があるとどうしても歯科医院に行く足が遠のいてしまうと思います。 それでは歯周病を繰り返す可能性が高くなるので、ご自身にあった歯科医院でのケアを見つけられるといいのかなと、思います。 |
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