60代男性「歯ぐきが腫れてハブラシが当てにくい」歯周病の再発による歯ぐきの強い炎症を、消毒とクリーニングで改善できた症例
治療前
治療後
相談内容 | 「歯ぐきが急にぶくぶくと腫れてきた。痛みはあまりない」とご相談いただきました。 |
---|---|
カウンセリング・診断結果 | 数年前に他院で歯周病の治療をし、当院では定期検診で通院中の患者様でした。 お口の中を拝見したところ目立つ歯石はありませんでしたが、まだ歯ぐきと歯の境目の溝の「歯周ポケット」が深い部分が何ヶ所かあり、歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れていました。 歯ぐきの下がり具合から、以前は中等度~重度の歯周病だったことが予想できました。 また患者様には既往歴があり、薬を服用されていました。 |
行った治療内容 | ・ポケットの深さや状態を詳しく調べる「歯周組織検査」 ・歯垢歯石の除去 ・ポケット内の消毒 定期検診の間隔を2ヶ月に縮めて、深い歯周ポケット内の消毒を毎回行うようにしました。 痛みや腫れが酷い時には、炎症を抑える飲み薬を処方しました。 深い歯周ポケットはハブラシだけでは清掃しきれないので、歯ぐきのボコボコとした形が治るまで時間がかかりました。 患者様には、ハブラシ以外にピンポイント磨き用のブラシもご使用いただきました。 |
治療期間 | 1年 |
治療回数の目安 | 2ヶ月おきに4回 |
費用 | 保険診療範囲内 |
術後の経過と現在の 様子 |
徐々に歯ぐきがひきしまり、隠れていた歯の根元が見えるようになりました。 歯がしみることもなく、問題なくお過ごしいただいています。 |
治療のリスクについて | 奥歯は歯の根が枝分かれしています。一度歯周病になってしまうと枝分かれしている部分にも歯垢や歯石が溜まりやすくなり、治りが遅れたり、腫れをぶり返したりすることがあります。 |
クリニックより |
病気や、病気の予防として飲まれているお薬の働きや副作用で、歯ぐきから血が出やすくなることがあります。 そのため、歯周病の炎症で血が出ていることに気づかず、歯周病が進行してしまう恐れがあります。 出血の原因はご自身では区別しにくいと思いますので、ぜひ歯科医院での歯周病検査を受けてみてください。 |
中林デンタルケアークリニック:https://naka-dent.com/
〒211-0041 神奈川県川崎市中原区下小田中1-20-7
電話:044-766-0970
交通アクセス
電車でお越しの方:武蔵中原駅より徒歩5分
お車でお越しの方:無料駐車場有