70代男性「歯がぐらついて腫れている」歯周治療とセルフケアで歯周炎の進行を抑えることができた症例

   

治療前

治療前

治療後

治療後
相談内容 「歯ぐきが腫れて歯が動く気がする」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 ・歯科医院への通院は何かあった時だけで、十数年通われていないとのことでした。
・ご自身では歯周病に気づかず、中度~重度の歯周炎になっていました。
・歯周炎で腫れや痛みが引かない場合は、抜歯が必要になることもあるとご説明させていただきました。
・歯周炎の治療と今後の歯周病予防のために定期検診に通っていただくことが必要とお話させていただきました。
行った治療内容 ・歯周検査・歯垢・歯石の除去
・歯周病治療(歯周ポケット内にある歯垢・歯石を除去すること) 
※腫れが酷い時期は、歯周ポケットの消毒に通院いただいています。
・今の状態に合ったセルフケアグッズのご提案
➀患者様は電動歯ブラシを使用中でしたが、毛先が細いタイプの手磨き用ハブラシに切り替えていただき、歯と歯ぐきの境目を意識してハブラシを当てるようにお話させていただきました。
②歯間ブラシは細いタイプを使用されていましたが、歯の隙間が大きく、歯間ブラシのサイズが合っていなかったため、食べかすが詰まりっぱなしになっていました。適切なサイズの見直しをさせていただきました。
③炎症抑制・殺菌効果の高い歯周病予防タイプの歯磨き粉に切り替えていただきました。
治療期間 2か月 5回
費用 7000円弱
術後の経過と現在の様子 ・歯周病治療と並行して、歯ぐきのケアを意識した日頃のセルフケアに励んでいただいたことで、歯ぐきの腫れは徐々に引いてきました。
・腫れと歯の揺れが出ていた歯も、腫れが引いたことであまり気にならなくなったとのことで、患者様とご相談の結果、残すことになりました。現在は定期検診で通院していただいています。
・「歯ぐきが腫れなくて嬉しい!何もなくても歯医者に来ないとだめだね!」と患者様ご自身も口腔内の変化を実感できたことで、セルフケアや検診に積極的になっていただけました。
治療のリスクについて ・歯科医院で行う歯周病治療だけでは歯周病は治せません。日頃の嗜好品の見直しや患者様に行ってもらう適切なセルフケアも歯周病治療の1つです。
・著しい歯の動揺がある場合、歯周病治療では改善できないことがあります。
・連結した被せ物が入っていると歯の動揺に気づかず、歯周病が進行していまう場合もあります。
クリニックより 歯ぐきの腫れや出血がある時点で、歯肉炎や歯周病が徐々に進行している場合が多くみられます。健康な状態を維持するためにも、定期的な検診で歯と歯ぐきの状態をチェックしていくことが大事です。
年齢や生活の変化等で、口腔内環境が変わる場合もございます。継続して拝見させていただくことで、現状にあったセルフケア等のご提案をさせていただくことができます。
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