先日、研修参加のために長野県軽井沢に2日間滞在しました。
2日目に軽井沢町追分にある堀辰雄文学記念館に立ち寄りました。

晴天で澄んだ空気の彼方に浅間山を眺めることができて良いロケーションでした。

堀の著作では『美しい村』『風立ちぬ』を20年以上前に読んだことがあります。
各章に示されている　瑞々しい自然の山川草木の描写と繊細な人物表現に強い印象を受けました。

庭園から復元された邸宅を眺めると、著者がこの地の自然風土に親しみ、作品の構想を練り、
筆をすすめていく様子が想像できます。

自分も日常雑多なことに揉まれ、流されるように過ごすのではなく
自分の感性を磨くことができれば良いなと改めて思いました。