30代男性「歯磨きで血が出る」ハブラシの変更により急性の炎症症状が引いた症例
治療前
治療後
相談内容 | 「ハブラシが触れると出血する。歯ぐきが痛いので当てられない」とご相談いただきました。 歯医者が苦手で痛い記憶しかないという患者様で、前回行ったのは覚えてないくらいかなり昔とのことでした。 |
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カウンセリング・診断結果 | ・歯と歯ぐきの境目のブラッシングが足りていなかったことが原因で、歯ぐきにかなりの腫れと赤みがあり、炎症症状が強く出ている状態でした。 ・腫れた歯ぐきの中には、歯周病を進行させる原因となる歯垢や歯石が多く付着していました。 ・長年の喫煙歴がある患者様でした。 |
行った治療内容 | ・歯ぐきに触れると痛みが出ていたので、当たっても痛くない歯周病予防向けのハブラシをご提案しました。 ・1日1回ブラッシングだったため、1日2回、歯と歯ぐきの境目を意識してブラシを当てるようにお話させていただきました。 ・歯周ポケットの浅い部位の歯垢・歯石を取りました。 |
治療期間 | 1日※歯周病の検査のためにご来院いただいた時におすすめしました |
治療回数 | 1回 ※後の歯周病治療のための来院は4回(省略) |
費用 | レントゲン・歯周病検査・歯垢歯石の除去 4,000円弱 ※ハブラシ代別 |
術後の経過と現在の 様子 |
・現状に合った適切なハブラシを使用したことで、歯と歯ぐきの境目にブラシの毛先が届くようになり、炎症が少し引きました。 患者様にも「ハブラシを当てても前ほど痛くない。これならハミガキができそう」とおっしゃっていただけました。 ・炎症症状が引いた後、歯周病の治療(SRP)へ移行しました。 |
治療のリスクについて | ・炎症症状がひどい場合は、歯周病の治療に移行する前に炎症状態の確認を数回行う場合があります。 ・ご自宅での歯磨きで歯と歯ぐきの境目のケアがしっかりできないと、炎症を引かせることができない場合があります。 |
クリニックより | 日頃の生活習慣の中で、歯磨きのタイミングの見直し、歯ぐきの状態に合わせたハブラシの選択が、歯周病治療・予防にとって必要になります。 長年の喫煙歴は、歯周病の炎症症状に気づきにくい場合があります。 高血圧や糖尿病なども歯周病と関係があると言われています。 |
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