子どもの乳歯が抜けない・永久歯が生えない場合の原因や対処法を解説

      2026/02/20

武蔵中原の歯医者、中林デンタルケアークリニックで子どもの乳歯が抜けない・永久歯が生えない場合の原因や対処法を解説

こんにちは、武蔵中原の歯医者、中林デンタルケアークリニックです。

「周りの子どもたちの歯が次々と抜けているのに、うちの子だけまだ抜けない」
「乳歯は抜けたのになかなか永久歯が生えてこない」
そんな状況に直面すると、何か問題があるのではないかと心配になる親御さんも多いのではないでしょうか。
歯の生え変わりの時期には個人差があるため、多少の遅れは自然なことですが、中には歯科医院での対応が必要なケースもあります。
今回は、正常な歯の生え変わりの時期や乳歯が抜けない原因、永久歯が生えてこない原因、家庭でできる対処法や歯科医院を受診すべきタイミングを解説します。

 

正常な歯の生え変わりの時期と順序

乳歯

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乳歯は生後6か月頃から生え始め、2歳半から3歳頃までに上下合わせて20本が生え揃います。
これらの乳歯は、永久歯が生えるまでの間、咀嚼や発音、あごの発育、永久歯が生えるためのスペースづくりなどの役割を果たします。

 

永久歯

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永久歯への生え変わりは、一般的に6歳前後から始まります。
多くの場合、最初に生え変わるのは、下の前歯である下顎中切歯です。
また、6歳頃には、第一大臼歯という永久歯も生えてきます。
これは「6歳臼歯」とも呼ばれる歯です。
乳歯が抜けて生え変わるのではなく、新しく生えてきます。

9歳から12歳頃は、犬歯と第一小臼歯、第二小臼歯の生え変わりと、第二大臼歯という新しい永久歯の萌出の時期です。
親知らずは、一般的には二十歳前後に生えてきますが、生えない人や、埋まったままの人も少なくありません。

 

乳歯が抜けない主な原因

生え変わりの時期が遅い

乳歯が予定の時期を過ぎてもなかなか抜けない場合の原因として特に多いのは、単純に生え変わりの時期が遅いというケースです。
歯の生え変わりには個人差があり、標準的な時期から半年から1年程度遅れることはめずらしくありません。
この場合、時期が来れば自然に抜けて永久歯が生えてきます。

 

永久歯の先天欠如

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次に多いのは、永久歯の先天欠如です。
これは、生まれつき永久歯の芽がないため、永久歯が作られない状態です。
永久歯が下から押し上げる力がないため、乳歯の根が吸収されず、乳歯が抜けません。
永久歯の先天欠如は、特に上顎の側切歯や第二小臼歯に多く発生します。

 

癒着歯

乳歯と永久歯、あるいは乳歯同士が癒着している場合も、乳歯が抜けない原因となります。
この場合、自然に抜けることはほとんどなく、歯科医院で抜歯する必要があります。

 

萌出方向の異常

永久歯の萌出方向の異常も、乳歯が抜けない原因の一つです。
永久歯が斜めや横向きに埋まっている場合、乳歯の根を正常に吸収できず、乳歯が抜けません。

 

歯根の異常

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乳歯の根が曲がっている場合も、通常よりも吸収に時間がかかることがあります。
例えば、根が複雑な形をしている場合は、永久歯が押し上げてきても根が吸収されるまでに時間がかかり、結果として乳歯が長く残ります。

 

その他

前述した原因のほかに、外傷や感染によって永久歯の芽が損傷を受けた場合や、嚢胞や腫瘍などが永久歯の萌出を妨げている場合もあります。
また、過剰歯が永久歯の萌出を妨げることもあります。

 

永久歯が生えてこない原因

萌出の時期が遅い

乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこない場合の原因として特に多いのは、単純に萌出の時期が遅いというケースです。
乳歯が抜けてから永久歯が生えるまでの期間は、通常3か月から6か月程度ですが、中には1年近くかかるケースもあります。

 

永久歯の先天欠如

永久歯の先天欠如も、永久歯が生えてこない原因です。
この場合、乳歯を可能な限り長く使用するか、将来的にインプラントやブリッジなどで補う必要があります。

 

永久歯の埋伏

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埋伏歯とは、永久歯が骨や歯ぐきの中に埋まったまま、表に出てこない状態です。
永久歯の向きが悪かったり、スペースが不足していたり、過剰歯や嚢胞が邪魔をしていたりすることが原因で生じます。
また、永久歯が他の歯や骨に引っかかっている場合もあります。

 

萌出スペースの不足

萌出スペースの不足も永久歯が生えてこない原因です。
あごが小さかったり、隣の歯が寄ってきてスペースが狭くなったりしていると、永久歯が生えるスペースがなく、埋まったままになることがあります。

 

歯ぐきの厚み

歯ぐきが厚い場合も、永久歯の萌出に時間がかかることがあります。
この場合、歯科医院で歯ぐきを少し切開して、永久歯が出やすくする処置を行うことがあります。

 

外傷

永久歯の萌出が遅れる原因として、外傷の影響も考えられます。
乳歯の時期に強い衝撃を受けると、永久歯の芽が損傷を受けて、正常に発育しなかったり、萌出が遅れたり、変形したりすることがあります。

 

歯科医院を受診すべきタイミング

1年以上遅れている
7歳になっても前歯が1本も抜けていない、9歳なのに前歯4本しか抜けていないなど、標準的な時期から1年以上遅れている場合は、歯科医院で一度診てもらいましょう。

左右バランスが崩れている
左右の対称性が大きく崩れている場合も受診のタイミングです。
片側の歯が抜けてから半年から1年経っても反対側が動く気配がない場合は、永久歯の先天欠如や埋伏などの可能性があります。

グラグラしているのに抜けない
乳歯がグラグラしているのに3か月以上抜けない、あるいはグラグラの度合いがひどく、食事や日常生活に支障がある場合も受診が必要です。
歯科医院で抜歯することで、永久歯への生え変わりがスムーズに進みやすくなります。

 

歯科医院での治療方法

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乳歯の抜歯が必要と判断された場合は、局所麻酔をして抜歯が行われます。
癒着歯の場合や、永久歯の萌出を妨げている場合、グラグラの度合いがひどく場合などに抜歯が選択されます。
歯ぐきが厚くて出てこられない場合は、歯ぐきを少し切開する開窓術という処置を行います。

スペース不足が原因の場合は、矯正治療でスペースを作ることが検討されます。
過剰歯や嚢胞が邪魔をしている場合は、それらを除去する手術が必要になることもあります。
永久歯の先天欠如が確認された場合は、乳歯を可能な限り長く使用するために、定期的なメンテナンスが必要になるほか、乳歯が脱落した後は、ブリッジ、入れ歯、矯正治療、将来的なインプラントなど、複数の選択肢から治療法が検討されます。

 

まとめ

子どもの乳歯が抜けない、永久歯が生えてこないという状況は、親御さんにとって不安なものかと思います。
しかし、多くの場合は個人差の範囲内であり、時間が経てば生え変わります。
歯科医院を受診すべきタイミングは、標準時期から1年以上遅れている、左右の対称性が崩れている、乳歯がなかなか抜けない、痛みや腫れがあるといった場合です。
歯の生え変わりには個人差が大きいため、過度に心配する必要はありませんが、気になることがあれば遠慮せず歯科医院に相談してください。

 



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