「歯周病治療を通してお口への健康意識が高まった」症例
2025/05/10
治療前

治療後

相談内容 | 「冷たい物がしみる、歯磨きするといつも血が出るのが気になる」とご相談いただきました |
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年齢・性別 | 20代 男性 |
カウンセリング・診断結果 | 「歯科医院にくるのが5年ぶりくらいで全体的に診て欲しい」との事でした。 お口の中は全体的にプラーク、歯石が多く付着していました。それによる歯茎の炎症もみられ、中等度の歯周病と診断しました。 また、虫歯で治療の必要な歯が複数みられました。 歯磨きは1日に1回となってしまう事も多く、その1回も短い時間で磨く事が多いとの事でした。菌が取りきれずに蓄積されてしまっているようでした。 |
行った治療内容 | ・虫歯治療が必要な歯が複数あり、歯周病治療と並行して行いました。 ・初めは全体の歯茎チェックをし歯周病の進行度合いを確認しました。 通常健康な歯茎だと歯周ポケットは3㎜以下です。ですが患者さんは4㎜以上と深くなっている所が多くみられました。 改善するには原因となる歯石やプラークの除去、それに加えて自宅で適切なケアを継続して行っていただく必要があります。 ・初回のクリーニングでは歯茎の上についている歯石(縁上歯石)を除去しています。 また、プラークをしっかり落とせるように歯磨きのやり方などについても指導しています。磨く回数は1日に2回、フロス等歯間清掃は1日1回は行うようにお伝えしています。 ・また、歯周ポケットを正常の健康な状態にするために、歯茎の中の歯石(縁下歯石)を取り除く事が必要でした。 局所麻酔をして行うSRP(スケーリング・ルートプレーニング)を4回に分けて全顎行いました。 |
術後の経過・現在の様子 | 現在は虫歯の治療と歯周病治療は終了し定期検診で来ていただいています。 歯磨きの回数やフロスの使用などは時々できないこともあるそうです。 ですが、患者さんご自身で「やらなくちゃ!」と意識してやられることもあるようで、歯周病治療前とはお口に対する意識が少し変わったそうです。 歯周病の治療が終わっても定期的な検診と自宅での歯磨きはとても大切です。 これからも患者さんのお口の健康のためにサポートしていきます。 |
治療期間 | 1ヵ月以上 |
治療回数 | 2回以上 |
総額治療費の目安 | 虫歯治療代 歯周病治療(保険範囲内) 他セルフケア代など |
治療のリスクについて | ・歯茎の治るスピードには個人差があります。 ・治療後一時的にしみる症状が出ることがありますが、時間の経過とにともに落ち着いてきます。 ・治療後も適切なケアが必要となります。 |
クリニックより | 歯周病は、痛みなどほぼ自覚症状なく進行してしまいます。 歯周病治療後は自宅での適切なケアの継続と、定期的な検診などで予防していくことが出来ます。 |
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