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歯周病治療ブログ

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20代女性「歯磨きをするとたまに出血する。虫歯がある」食習慣のせいで発症していた歯肉炎をブラッシング指導と食事指導で改善した症例

治療前

治療前

治療後

治療後

治療後の写真は、初診から状態が安定した1年後です。

相談内容 「歯磨きをするとたまに出血する。奥歯の方に虫歯がある気がする」とご相談をいただきました。
中学生または高校生の頃以来、久しぶりの歯医者という患者様でした。
カウンセリング・診断結果 お話しを伺うと、「チョコなどの甘い物が好きで、よく食べている」とおっしゃっており、歯磨きは1日2回されているとのことでした。

診察したところ、ご相談のあった奥歯以外にも数本虫歯があり、治療が必要でした。歯ぐきには炎症が見られ、患者様も気付かないうちに「歯肉炎」になっていました。
行った治療内容 久しぶりのご来院でしたので、食習慣・食事指導なども含めた次のような処置を行いました。

①虫歯治療(記載は省略)
②適切なブラッシングケアのお話
③間食指導(糖分を含む飲食のタイミングについて等)
④歯周病検査
⑤歯垢や歯石の除去

飲食頻度が多いとその分、歯垢もできやすくなり、特に糖分を多く含む飲食は細菌を増やす原因にもつながります。

そこでまずは、歯ぐきの炎症を抑えるためのブラッシングに気を付けていただきました。
その後、検診に移行した頃には炎症が落ち着いてきたので、普段の歯磨きにも気を付けていただくようお話しました。
じっくり丁寧に磨けるように、泡立ちが少ない歯磨き粉を使っていただくことが虫歯予防に効果的であることもお伝えすると同時に、歯と歯の間のケアとしてフロスの使用も継続してお勧めしております。
治療期間 2ヶ月
治療回数 2回
費用 5,000円弱(セルフケアグッズ代は別途)
術後の経過と現在の
様子
初診時と比べると、歯ぐきの腫れは少しずつ落ち着いてきています。

しかし、「間食の習慣が戻ってしまい、フロスを使うことがなかなか続けられない」とおっしゃっていますので、定期検診の際には引き続き、歯磨きチェック・食習慣についてのお話をさせていただいています。
治療のリスクについて ・虫歯のなりやすさには、個人差があります。
・1日に何回も歯磨きをする方でも、飲食の頻度や嗜好品によってお口の中の細菌の量が変化します。
クリニックより 虫歯予防や歯肉炎・歯周病予防には、適切なブラッシングケアが必要ですが、“歯磨きができない時間帯”の飲み方・食べ方にも注意が必要です。

歯肉炎は「歯周病」の前段階です。
歯肉炎の段階で、適切なブラッシングケア(歯磨き指導など)と定期的なメンテナンスケア(虫歯チェックや歯石除去など)が両立できると、歯周病への進行が抑えられます。

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医院情報

医院名 中林デンタルケアークリニック
住所 〒211-0041
神奈川県川崎市中原区下小田中1-20-7
アクセス JR武蔵中原駅より徒歩5分
電話番号 044-766-0970
診療時間
9:00 ~ 13:00 - - -
14:30 ~ 18:30 - - -
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